愛媛国体が開幕した30日、総合開会式が行われた県総合運動公園(松山市上野町)の「みきゃん広場」で、東日本大震災の復興支援をテーマにした愛媛新聞紙面が展示された。会場を訪れた選手らは、県内ボランティアの活動記事など人々の「絆」に目を留めていた。
大震災後、被災地で復興支援に当たった医師や大学生ボランティアへのインタビューなどを大きな写真とともに紹介。福島県と八幡浜市の子どもが愛媛でミカンの収穫を楽しむ交流の様子も盛り込まれた。
香川県のサッカー代表選手の川尻慶太さん(34)は「震災直後の支援はもちろん、その後の活動も大切だと思った。せっかくの交流がこれからも続いてほしい」と話していた。